【羽田空港と都市部を結ぶ新路線】

羽田空港アクセス線は、JR東日本が計画している新路線です。
現在、羽田空港へ行くには京急線・東京モノレール線を利用する必要があります。
都心部との直通は京急線の快特利用による品川駅・新橋駅に留まっており、高速バスや路線バスの利用により電車・モノレールの不足を補っている状態です。
羽田空港アクセス線が開通した場合、新線を建設し、羽田空港から東京駅、上野駅、渋谷駅、新宿駅、新木場駅などに直通列車の運行が可能となります。

JR東日本ニュース https://www.jreast.co.jp/press/2023/20230404_ho03.pdf

羽田空港の国内線第1ターミナルと第2ターミナルの間に「羽田空港新駅(仮称)」を設け、起点とします。そこから田町駅付近への「東山手ルート」、大井町駅付近への「西山手ルート」、東京テレポート付近への「臨海部ルート」の3ルートが計画されています。
2031年には「東山手ルート」の開業が予定されており、2023年6月に起工式が実施されました。

東山手ルート羽田空港―東京駅間約18分 ※既存ルート約30分
西山手ルート羽田空港―新宿駅間約23分 ※既存ルート約50分
臨海部ルート羽田空港―新木場駅間約20分 ※既存ルート約50分

京急線や東京モノレール線は羽田空港利用者も多くいるが、途中駅での乗り降りも多く時間を要します。
3ルートは必然的に空港アクセス専用列車となりますので、大幅な時間短縮が可能となっています。

2024年3月に発表された2023年の羽田空港旅客ターミナル利用実績によると年間約7,870万人まで持ち直し、コロナ禍以前の利用実績に近づきつつあります。
また、観光庁発表の訪日外国人旅行者数も2023年2,507万人となり、円安の影響もあり、コロナ禍から回復しつつあります。
多くの人が集まるエリアには利便性向上の為、再開発が集中する傾向があり、アジアヘッドクォーター特区を中心に外国企業の誘致を行い、それに伴いオフィスビル・商業施設の建築が進みます。
交通インフラの整備はそれら再開発を結ぶ非常に大きな線となります。

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