マイナス収支だと持つ意味がない!?

マンション経営をご提案した際に“マイナス収支では意味がないのではないか?”というご意見を頂くことがあります。
今回は本当にそうなのか深掘りしていきたいと思います。

「ワンルームマンション経営」の購入方法として、現金購入の他に、ローンで購入する方法があります。その返済は、貸した時に入ってくる家賃収入で賄う持ち方になります。ほとんどの場合、全額ローンでご購入(頭金10万円)した場合には、家賃収入よりも返済と管理費等の支出が上回り、マイナス収支となります。この“マイナス収支”について実際の物件を例にして深掘りして行きましょう。

グラーサ東京イースト(中古物件)

価格2,660万円自己資金10万円
ローン2,650万円提携金融機関金利1.63%
ローン年数35年返済額82,836円
管理費等13,228円家賃94,435円
収支▲1,629円  

マイナス収支で持つ意味

① 生命保険代わり

マイナス収支であっても、生命保険代わりとして捉えると、毎月の持ち出しを生命保険の掛け金として、考えることが出来ます。
購入物件を担保に金融機関から融資を受ける際、「団体信用生命保険」に加入します。ローンの名義人が万一亡くなった場合にローンがゼロになる保険です。残されたご家族には無借金のマンションが残る為、家賃収入が丸々入ってきます。最近では「ガン団信」(※①)を付加できる金融機関も増加しており、保険効果を期待してマンション経営を始められる方も多くいます。
※①ガンと診断確定した場合、ローン残債がゼロになる保険です。(※ローンについては、諸条件がございます。)

② ローン元金の減少

家賃収入でローンの返済を進めていくと、当然ながらローンの元金が減っていきます。年数が経過するほどに加速度的にローン残債は減っていきますので、将来的にローン残債を上回る金額でご売却出来た場合、その分が含み益となります。

ローン残債

まとめ

大切なのは、目先の収支よりも、長期的に空室の心配がなく安定した家賃収入が見込めるかどうか、資産価値を維持できる立地かどうかなのです。中古相場で金額を左右するのは、立地条件と収益力になります。
株式投資や暗号資産等はローンが利用出来ないので、ローンを活用してレバレッジを効かせて投資が出来ることも、現物資産である不動産投資の強みの一つと言えるのではないでしょうか。弊社クレアスパートナーズでは、都心立地に多数の中古物件を取り扱っております。これをきっかけにご興味・ご関心頂ければ幸いです。

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